あなたがいればここは天国

あなたがいない天国は地獄。三度の飯よりJ事務所と役者とうどんが大好き!

自担がKing & Princeになってデビューして1年が経つ話

 

あれから1年

 

udon-com.hateblo.jp

 ↑あれ

 

 

まずは何から話そう…というくらい、デビューしてからが凄くめまぐるしかった。

思い返せばデビュー直前からデビューしてからしばらくは毎日テレビでメンバーの顔を見ない日はないんじゃないか?ってくらい歌番組にもバラエティ番組にもCMにも出まくってて、色んな雑誌の表紙になったりしたりして一瞬にして世間へ認知されていくのが目にみえてわかって改めて事務所の気合いを感じた怒涛の日々だった。

色々ありすぎたけど、掻い摘んで書いていきます

 

デビュー前、最初にデビューシングルの「シンデレラガール」が披露されたのは大型歌番組だった。

King & Princeの登場でーす!って紹介されたとき、会場の反応があまりにも静かで、なんならその後にドラマの共演者が応援にきてくれましたー!って役者の子が2人出てきたときのほうが歓声が凄かったことは今でも覚えてる。テレビ越しに見た6人は顔が良いのは勿論として肌のコンディションも髪型もめちゃくちゃ良すぎてびっくりしたんだけど、何よりびっくりしたのは歌がうますぎるということと踊りが揃いすぎていたということ。

いやJr.の頃から見ていたのにそんなに驚く!?って思うかもしれないけれど本当に本当に驚いた。音源再生してんのか?ってくらい生歌が安定しすぎててびっくりしたし、踊りが揃ってる…のが結構衝撃…。というのも自担の岸優太くん、噂によるとカウントせずに踊っていたらしく、一瞬振りが遅れることがよくあったんですけどそれが一切なくメンバーと振りが揃っている。あぁ、デビュー発表から少し期間があったのはこの為だったのか…と納得した。

色んな雑誌は買ったけれどあとで読めばいいやと思って積み上がってる雑誌を横目にいうので憶測なのですが、きっとデビューへ向けてメンバー全員が準備してきた証拠が目に見えて結果として残ったなぁと。デビュー曲もめちゃくちゃ良くて最高だったな…。

ちなみに、後に秋だか冬にやった同じ大型音楽番組で、King & Princeの名前が司会から紹介された瞬間に会場が大絶叫になったのだけれど、上記の通りデビュー前にキンプリが出てきても「誰…?」の空気感を思い出して泣きそうになったのを思い出した。

 

 

話は変わって、デビューしてすぐの祭りといえばデビューコンサート(ファーストコンサート)

キンプリなんてJr.の頃からファンの数が圧倒的に多くて、更にデビューしてからも爆発的にファンが増えていたのをひしひしと感じていたので1公演行けたらいいかな…と思っていた。デビューコンは特別だとは思っていたけれど、はずれたらはずれたでしょうがないし、落ち着いた頃(あるのか?)にふらっと行けたらいいな〜みたいな。全然知らない人とチケットの取引したくないし…だって絶対詐欺だし…しらんけど…笑

とりあえず近場の横浜と、オーラス(大楽)の宮城を申し込んでみたけど見事に全滅。

まぁしょうがないよな〜。と思ったけどやっぱり悔しいのは悔しかった。でもジャニーズのコンサートのチケットってFC枠で落選したらもうほぼ望みは無いので自分ではどうすることもできず、もうグッズさえ買いに行けばいいや…とほぼ開き直りみたいなそんな感じになっていた。

 

夏の現場を楽しみ始めていたとき、一通のメールが。

「おめでとうございます 復活当選です!」

 

目を疑った。

というのも20年以上ジャニオタをやってきて復活当選なんて都市伝説だと思っていたから。気が動転しすぎて、メールのキャプチャを撮り、一緒に行く友達にその画像を送りつけたんだけど、送ったあとに気づいた。当選したの宮城公演じゃん………。

1枚でも申し込んでた横浜公演がかすりもせず宮城の土を踏むことが決定した。即チケット代振り込んだ。ホテルキャンセルしてなくて本当によかった。

 そのあとなんと長年お世話になっている方をキッカケにチケットを譲っていただけることになり横浜公演も参加できることになった。

 横浜公演は一緒に行く友達の都合が悪く、さて誰を誘おうと思っていたのだけど、神宮寺勇太くんをJr.の頃から応援していた人と唯一繋がっていて、もうこの人しかいないと思って声をかけた。ツイッターとかインスタとかで「キンプリのコンサート行きたいからチケットとってー 笑」なんて言ってくる人には意地でも声をかけたくないじゃん…。デビューコンやぞ…。

 

いざデビューコン。横浜公演終盤の日のチケットだったので、まじでまっさらな状態でその瞬間を迎えたくてコンサートが始まってからの期間、ツイッターの別垢を作った。あのとき気を使ってくれたおたくたち本当にありがとう。あとWSも録画したけど編集は母に任せたりしてどんな演出か、どんな曲を歌うのかも何もかも情報を遮断した。

どんな服を着て行こうかなとか化粧どんな感じにしようかなとか普段髪を縛らないけど縛ってみようかなとか前から色々考えて、当日はウキウキで準備して電車に乗った。電車に揺られながら思った。あれ、わたし双眼鏡持ってきてないな………。と思ったけど新横浜という立地と大人という特権を活かして現地調達することに決めた。双眼鏡を持たないという選択肢はなかった。あと普段は絶対着ないけどちょっと浮かれたパステル色のワンピースを着ていった。現地についたらびっくりした。わたしだけめちゃくちゃ浮かれた格好で全然馴染んでなくて着替えたくなった。こんなはずでは………。

 

コンサートを見てみたらびっくりした。ファーストコンサートっていくら自分の持ち歌は何曲かはあるけどコンサート出来るほどの曲はさすがに持ってないからデビュー組の先輩の曲を多く歌うんだと思ってたけどキンプリは違った。未発表の新曲をバンバンぶち込んできやがる…。でも「勝つんだWIN」とかメンバーと一緒に踊れる曲のときに会場中のペンライトが揃って同じ動きをしているのを見たら、勿論これだけじゃないけど、こんなに多くの人たちがこの子たちのデビューを待ち望んでたんだな…。と胸が熱くなったのを今でも思い出すなぁ。

個人的にめちゃくちゃ嬉しかったのは、セトリに「THE DREAM BOYS」をいれてくれたこと。というのもPrinceのファンだったので単純に生でMr. KINGの曲を聴く機会が少ないし、Jr.祭みたいなやつだと盛り上がる系の曲が歌われることが多くて生で聞いたことがなかったから単純にセトリに入ってたのが嬉しかったんだけど、何より終盤の髙橋海人くんのソロパートが好きすぎて生で聞いてみたかったのが一番の理由。実際聞いてみてイントロで心がめちゃくちゃ躍ったし、髙橋海人くんのソロパートに差し掛かった瞬間に待ち望んでいた夢のような時間を過ごすことができた。本当に最高だった。かいちゃんめちゃ歌うまいな〜!!!

宮城公演のとき、同じシーンで平野紫耀くんをみていたんだけれども、こ…これが帝劇0番に立つ男……!って思ったくらいに儚くて綺麗だった。凄いな…。あと全然関係ないけど赤いファーコートを身にまとった永瀬廉くんが最高すぎて最高だった。あんなの天才の塊じゃん。

 

宮城公演繋がりで思い出したことがあって、今まで「勝つんだWIN」で岩橋玄樹くんが「We Gotta Win..」って言ってそのあと投げチューするのが定番の流れだったので横浜公演で構えていたら投げチューしなくて、あれ?!って思ったのだけどオーラス公演だけ投げチューしたのを見てしまって、それを見た瞬間に「あぁ…Jr.時代が終わった…」って思っちゃったんですよね。いやもうそりゃデビューしたんだからそうじゃんって話なんだけど。Jr.時代に歌ってきたこの楽曲たちはもうしばらく歌われることはないし、もしかしたら二度と歌われないかもしれないなぁって。切なくなっちゃったけど前へ進む決意なんだなと受け取って、そういう演出をしてくれた岩橋玄樹くんのことめちゃくちゃ好きになった。

 

コンサートが終わって落ち着いたと思ったらフジテレビでRide On Timeという地獄のドキュメンタリー番組が始まった。デビュー記者会見からファーストコンサートまでの密着ドキュメンタリー番組らしかった。寝る準備を整え、初回放送を楽しみにしていたのだけれども、途中で心がしんでしまった。

というのも初回は平野くんをメインにインタビューしていたのだけれども、その平野くんが「1回、突然辞めようかなと思ったことがある。でもCMの契約があったから辞められなかった。あとスタッフが説得してくれて納得したので人を物理的に助ける仕事がしたかったけど人を精神的に助けられることができるアイドルを続けることにした(しぬほど要約した)」みたいなことを語り始めたから。

めちゃくちゃびっくりした。だってPrinceのファンのわたしから見た平野くんてJr.のトップグループにいたししかもセンターだと思ってたから、そんな人が辞めようとか思ってたことを知って動揺しまくった。この放送の日は全然寝れなかった。とりあえず、アイドル平野紫耀の命を繋いでくれた当時CM契約している(2019/5月現在も契約が続いている)MATCHを感謝の気持ち…というか命の恩人という気持ちで未だに商品を見つけたら買っている。

次の週から他のメンバーのインタビューとか密着とかも流れたんだけどやっぱり放送日がくるのが怖かった。なんならメインテーマを歌う山下達郎さんの歌声とかナレーションしてる風間俊介くんの声とかも全部怖くなった。これ絶対デビュー10周年とかのときに流すやつじゃん…なんでデビュー1年目で流したんだろう…ってずっと疑問に思ってる。

 後にジャニーズの他のグループ密着とかしてたけど、それは比較的普通に見れたな…。やっぱり思い入れのあるグループだったからそう思っただけなのか…。後続の該当担の人たちもわたしたちと同じように胃を痛めながら放送をみていたのだろうか…。

 

冬の名物(?)12月から1月にかけて行われる若手ジャニーズ総出演の舞台にも行ってきた。昔は誘われても頑なに帝劇はSHOCKしかみたくない!とか言ってたけど近年わりと事務所担みたいな感じになってきたし、キンプリが主演だしで行ってみようかなと。観に行ってびっくりした。岸優太の台詞のしゃべり方がめちゃくちゃ堂本光一に見えた。それが良いことなのか悪いことなのかはわからないけれど、う、受け継いでる〜〜!ってめちゃくちゃテンションが上がったことは覚えてる。

あと全然関係ないんだけど第二次世界大戦のシーンで金指一世くんが神風特攻隊で出撃するんだけど「お父さん、お母さん、敵の艦隊へ突っ込み見事に散ってまいります!!」っていってステージの後ろへ飛び込むシーンがあるんだけど、そのシーンとかわたし金指くん産んだ覚えないのに「行かないで!!!!!!!!!」って本気で思ったもんな。あのシーンすごくよかった。

 

 

話は急に変わるんだけれども

この1年で一番感動したことはわたしが仕事してたとき。

 

接客業をしていて普段は有線で洋楽しかかけちゃいけないんだけど、店長がいないときとか気分が乗らないときに勝手に邦楽の最新チャートとか流してるんだけど、ちょうど花晴れのドラマ中かな?にオリコンチャートか何か流したときにシンデレラガールが店内に流れて。お!やった!デビューした!って嬉しく思ったんだけどよく聞いたらあちらこちらから歌声が聞こえて。なんだろう?って思ってあたりを見回したら子どもから中高生まで男女問わず店内に流れるシンデレラガールと一緒に口ずさんでてそれが聞こえてきて。そうか…デビューってこういうことか…。ってめちゃくちゃ感動して泣きそうになっちゃったから1回バックヤードに戻った。

以前書いた「自担がデビューする話(この記事上部に貼ってある記事)」に色々とデビューしたらあれが起こるかもしれない!こうなるかもしれない!みたいなことを書いたんだけど、全部自担が主役のことしか書いてなくて。まさか世間に曲がこんなに浸透すると思ってなかったし、「こうあってほしい!」っていう夢の話が自担のことしか考えられなかった自分の発想力の無さに恥ずかしくもなった。

 

 

 この時点で気づいた人もいたかもしれないけど、この1年を通して自担である岸優太くんだけではなく同じグループのメンバーも岸優太くんと同じくらい好きになってる。これはわたしにとって大きな心境の変化。あまり知らなかったMr.KINGのメンバーの事をKing & Princeというグループを通して知れたことが大きかったかもしれない。みんな可愛くて愛おしいね。

最初は雑誌の表紙になるだけでも嬉しくて、アイドル雑誌のソロ表紙とかも嬉しくて、全然アイドル関係ない雑誌の表紙とかになったらもうお祭り騒ぎで、映画に出演したりCDが発売されることが嬉しくて、コンサートの映像が当たり前に発売されることが信じられなくて、テレビから声が聴こえることに慣れなくて、デビュー組と同じ音楽番組に出演できたことが嬉しくて、なんて毎日がお祭り騒ぎだった。今ではその風景に慣れちゃってちょっとのことじゃお祭り騒ぎみたいになることはなくなってしまったけれど、この先の未来はどうなるんだろうというワクワクした感情はデビューしてからずっと変わらない。

 デビューからまだたったの1年。

ファーストコンサートの本編最後の曲「King & Prince Queen & Princess」で歌ってくれた岸優太くんソロパートの「きみのために歌うよずっと」という歌詞を胸に、これからも応援していけたらいいな