あなたがいればここは天国

あなたがいない天国は地獄。三度の飯よりJ事務所と役者とうどんが大好き!

ミュージカル黒執事 -NOAH'S ARK CIRCUS-

 

今年も生執事の季節がきた!

ミュージカル黒執事観てきました!

元々原作が大好きで初演やるときとかも知ってたんですけど、ミュージカルって上層階級の貴婦人の趣味だとばかり思っていて(勝手なイメージ)自分は行ける立場じゃないってずっと思ってたんですけど、こっちの界隈きたら全然そんなことなかったのでそれ以来毎年観に行ってます。

 

わたしはリコリスのときのシエル君が大好きだったのですが、去年の公演を観た時にはもう来年は新しい子になっちゃうな…と思いました。多分初めて2年連続でシエルを演じてくれてたと思うんですけど(ちがったらごめん)、リコリス初演と再演で驚く程に成長してたんですよね…。発声も歌も演技も身長も全て!だから、わたしの中では最高のシエルを演じてくれた!って勝手に一区切りつけていました。

だから、今年度「新作やるよ!」って発表されたときに、すぐアMューズのサイトを開いて誰がシエルを演じるのかなーって目星を付けておこうって思ったんですよ。したらね、1人しかいないの(笑) いやもうこれ本当笑っちゃったんだけど、この子しかいないじゃん!!!!!!ってくらいその子以外に考えられなくて、キャスト発表されたときに本当にその子が選ばれてて本当に生執事を観れる日が楽しみでしかなかった!

 

 

…という長い前置きを経てようやく観劇した感想に入ります!笑

思い出したことを時系列関係なく書いてます!そして長い!

 

 

まずこれから観る人は開演5分前までには座っておけ

 

アバハン(アバーラインとハンクス)の前座(?)があります。わたしはここで前作でやってたワッフル食べて2人で「おいし〜い!」っていうの見れると思ってなくて不意打ちできたもんだからめっちゃ笑ってしまった…(笑)もうね〜〜ほんとSUKI…この2人が出てくると癒される…。

 

さて本編。

 

去年までは冒頭の籠の中の坊ちゃんは影武者だったけれど〜今年は〜〜〜〜本人だァ〜〜〜〜!!!!!(テンションぶち上がり)(まだライト当たってない) いや籠にライト当たってないのに本人だってわかるのなんでだよって今思ってます。そのくらいテンションぶち上がってました。

あと冒頭も冒頭、シエルがセバスチャンと契約するときの歌なんですけど…ちょっと……セバスチャン歌が上手くなりすぎじゃないですか……。音響の関係もあるとおもうけど去年より声がよく聞き取れるし、なにより盛り上げ方がうまくなりすぎてる…。1年でこんなに変わるものなのか…って歌を聴きながらずっと鳥肌立ってたし歌からなんか圧力感じてちょっと仰け反ってた。いやーほんとにすごい。

 

あとね、お着替えのシーンでびっくりしたのが坊ちゃんの眼帯の紐がゴムになってる!!!(笑) 去年モタモタしながら眼帯の紐を結ってたと思うんだけど、それが結構可愛くて好きだったのにセバスチャン的にはやっぱだめだったかー!だよねー!

 

っていうかソーマめちゃかわいくない??????いやビジュアル出た時点でやばいなって思っててわたしにとって初めてのソーマが今回なんだけど、ソーマめちゃかわいくない????天真爛漫な感じが見てわかる…そして喋ると愛らしい…素晴らしき……(拝)って思ってたら陣ちゃんさん、今年の夏に露出狂で観てたわ!!!え!観てたはずなのに気づかなかった…??こんなに顔がいい人をわたしが見逃してた…???って思ったら露出狂は双眼鏡で覗いてなかったから顔あんま見れてなかったんだった。

 

そしてお待ちかねサーカス団!っていうかサーカス開演してからまずびっくりしたのは、フライング…はまぁTDCH使う時点でフライング設備あるからこの会場選んだんだなって思ってはいたんですけど、まさか特効でてくるとは思わないじゃないですか!!小規模だけど!!!!めちゃびっくりした!!そうかその手があったか!!って眼から鱗でした。 ジョーカーはわたしの中でスラッとした長身イケメンだったので、ビジュアルが出た時点でなんか…しっくりこないなぁ…って思ってたんですけど、実際観てみたらジョーカーだったごめんなさーーーーーーい!!!!!!!!超ジョーカーだった…超かっこよかった…なんかもうさっきからカッコいいしか言ってない気がするけど本当にカッコよかった…。目の前にみんな大好きジョーカーがいた…。義手の扱い…というか普段の立ち振る舞いめちゃセクシーすぎて惚れるしかないよね 。

 

あとね、スネークもなんかあんまりビジュアルの時点ではしっくりきてなかったんだけど、実際みたらスネークだったごめんなさーーーーーーーい!!!!!!!歩き方がスネーク!立ち方がスネーク!!!っていうか元推しがスネークで、まさか生執事にっていうかミュージカル自体出るなんて思わなかったので彼が踊ってる姿をまた見れると思いもしなかったのでその姿をみて泣きそうになった…踊り方はしなやかでスネークなんだけどやっぱり彼らしさがあってYABAI SUKI。……完全に私情を挟んだ。

 

それとサーカス入団テストでシエルの綱渡りが見れるとは思わなかったよーーー!!!でもハーネス付けたスタッフさん私服…??チェックシャツだった気がする(笑)えぇ…(笑)あとあと!ウィルの登場シーンめっっっっっちゃ笑った!!wwwwwwスーツの色合いがやばいwwwwwwウィルの「まーったく」の言い方が好きすぎてつらいんですけどわたしだけですかね…最高すぎる…あと深夜にセバスチャンが徘徊しようとしたとき、ウィルが「消灯時間はとっくに過ぎましたよ〜うんぬんかんぬん」って言いながらパジャマ姿で出てくるんだけど、その瞬間にわたしも隣にいた友人も瞬時に双眼鏡構えてめちゃ笑った。笑ったけどあれは構えるでしょ……。

 

今回サーカス編と聞いて一番楽しみにしてたシーンがあります。ウィルとセバスチャンの空中ブランコです(笑) いざ蓋をあけてみたらそのシーンは歌になってたんですけど、ブランコしながら歌……ってないー!!!!(笑)ってなりました…。フライング中は全く歌ってないわけじゃないんだけど、降りてきて地上で歌う時間のほうが多かったように記憶してる…。そういえばそうだ、彼らはジャニーズではなかった…フライングしながら歌うのが当たり前になってた…これが普通なんだ……。いやしかし期待を裏切らないシュールさで最高でした。

 

あと前回に引き続き、回想の影絵のシーンでヴィンセントパパの声がアニメの声優さんで、パパーーーーーーー!!!!!!!(興奮)ってなりました……前に座ってたお嬢さんたちも隣の人と顔を合わせて微笑み合っていたから多分間違いないな…と思って帰宅してからパンフレットを見てみたんだけどやっぱりご本人様でいらっしゃった…。声の出演に2名並んでたけど、もう一人はディーデリヒの声優さんだったのかな?ちょっとそこまでは確認できず…。

 

終盤のクライマックスにかけての先生を殺す演出がとても好きすぎた。一瞬暗転して、瞬間移動したように見せるのなるほどなー!って。セバスチャンは手も足も長いから余計にかっこいい。ただひとつ、ドールが到着してからのシエルとのやりとりが…惜しいな〜ってなった…演技は凄く凄く凄くよくて胸がすごく痛かったのだけれども!原作ではドールが「ゆるさねえ!うわあああああー!!(シエルを殺しに行く)」からのシエルが「セバスチャン」の一言で全てが終わるんだけど、舞台ではそれが「ゆるさねえ!」「セバスチャン」「うわあああああーーー!!!!」で暗転という順番……(伝われ) でもよく考えたら物凄い雄叫びの最中に、ひっそりと「セバスチャン」っていう声が埋もれちゃうのかなーって思ったけど…けどあのタイミングの「セバスチャン」は何がなんだかわかんないかもなぁなんて。むむむ。

 

……なんかもう色々書きすぎて何が言いたいかわかんなくなってきたし何を書いたのかわかんなくなってきた!もう!

 

ちょっと疑問だったのが、スネークの推されっぷり。パンフレットもセバスチャン、シエルに次いで3番目に来てるし(しかも見開き)、ソロパートもあるしで色々びっくり。確かにめちゃかっこよかったけどね???でもみんなかっこよかったもん…(?)スネークは唯一サーカス団員からファントムライヴ家のフットマンになるので、未来を見据えて…なのか…??わかんない!適当に言ってみただけ!

 

セバスチャンに関して思ったことは、去年はとてもいい席で見たからかセバスチャンの殺気というか悪魔感が物凄くて、いや悪魔なんだから大正解に間違いはなくて凄く黒いオーラみたいなものが感じられたんだけども、今回は人間のフリをするシーンが多かったせいか(そしてちょっと離れたところから見たせいか)、去年ほどの殺気は感じなかったなー!良い感じに雰囲気をコントロールできるようになっていたっていうか。そんな印象を受けました!今年も理想のセバスチャンに違いはなかった…。最高…。

 

今回楽曲に関しては正直前回ほど耳に残るものは…ない…な……って感じなんだけど、その代わりに個々の想いとかがちゃんと歌 に詰まってるので涙耐性めちゃ強なわたしがグッときてしまうシーンがあってね…。あとTDCHという会場の強みなのかはわからないけどライティングが めっっっっっっっちゃかっこいい。特にウィルの歌のとき。めっちゃかっこいい。めちゃテンション上がった!!!!

 

あと終演後に友人とも話したんだけど、原作を読んでいた当時は「ケルヴィン男爵変態で気持ち悪すぎ〜無理〜」って思ってたんだけども大人になって久々にサーカス編を目の前で見て、ケルヴィン男爵の言ってることがわかる…めっちゃわかる…。ってなってしまったねって。「特別な人間には特別な人間しか触れられない」っていうところとか特に…。「美しい華の下には棘がある」そんなことはわかりきってるはずなのに隠されている秘密に恋い焦がれてしまう…。だからといって彼のように自分が特別にならなきゃ!あのひとに近づくために!とはならないし実践も勿論してはいないんだけど、そう思ってしまう気持ちはすごくわかるな…って。

 

 

なんだか長々と書きたいことを書きたいというテンションだけで文字を打ってしまったので脈絡なんて全然なくなってしまったけれど、ひとつの記録として残しておきます!

 

 

追記:2公演目もみてきたよ

 

udon-com.hateblo.jp